上の写真は実際にストーンペーパーで作成した折鶴を流している写真です。
毎年行なわれている元安川水面上映会との合同企画としてストーンペーパーで折られた折鶴流しを行ないました。
開始時間は19時からスタートし、終了までにかなりの数の折鶴を流しました。折鶴の多くは広島市立基町小学校の生徒の皆様に折っていただきました。また市民の皆様にもご参加していただくため、広島県立美術館の「廣島から広島」展の来場者様にも折っていただきました。
折っていただく前にストーンペーパーの説明を行なうと、皆様揃ってこの紙が石から出来た紙であることを驚くと同時に水に浮くのかという質問をされました。
広島市立基町小学校の生徒様には、65年前の悲劇を二度度繰り返さないという意味を込めて、折鶴の羽に平和の祈りを書いていただきました。
「平和になりますように。」
鉛筆で書かれたこの生徒の皆様のメッセージを多くの人たちに伝える気持ちで流させていただきました。
暗くなるにつれ、真っ白な折鶴が少ない光を反射してとても幻想的な雰囲気を醸しだし、多くの人たちが川面に見入っていました。
弊社では上手く写真が撮れなかったため、会場の雰囲気をお伝えできないのが非常に残念です。
※どのように雰囲気だったか気になる方は時事通信社、産経ニュース、Yahooニュース、BIGLOBEニュースにてWEB上で確認してみてください。
<この企画を行なった経緯と御礼>
「創業100年周年を迎えるにあたり、何か広島に恩返しをしよう。」
この言葉をきっかけに様々な企画の中から、「8月5日に元安川でストーンペーパー(=木材パルプを使用していない次世代の環境紙)で作成した折鶴を流す」ことが決定しました。当初は広島に恩返しするつもりが結局はこのたびご紹介いただいた方々などの助けによりこの企画が成功したのだと考えております。
「この折鶴流しは継続すればヒロシマを代表する行事になるかもしれない。」
と非常にありがたいお言葉も多々いただいております。このようなお言葉に答えられるように日々努力を行なっていく所存です。
この場を借りて本企画に関わっていただいた多くの方々に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。